新型コロナウイルス感染症対策で活躍するMCA無線
福岡県では、新型コロナウイルス感染症重症者等に対し適切な医療を提供できる体制を維持し、医療機関の
負担軽減を図るため、軽症者・無症状者について、民間の宿泊施設を活用した宿泊療養を実施しています。
宿泊療養施設では、入所者を介して、施設運営にあたるスタッフや医療従事者が絶対に二次感染することの
ないよう、感染症専門医監修のもと、厳格な区域規制を敷いていますが、場合によっては、最短経路で目的
地に到達するのが難しいことがあります。また、入所者を乗せた専用車両の誘導など、施設の屋内外を問わ
ず、分単位での活動を実現させる必要があります。入所者の容態が急変した場合や遠く離れた屋外活動時に
おける瞬時の情報共有ツールとして、「一対多」対応のMCA無線は、大きな効果を発揮します。
~ 福岡県 新型コロナウイルス感染症対策本部 事務局 ~
|
|
|
【MCA無線による通信】 |
|
【対策本部】 |
MCA無線ご採用の理由
今回、新型コロナウイルス感染症対策本部でご導入されたMCA無線(mcAccess e+) は、MCA無線のエリ
アに携帯電話(3GとLTE)エリアが加わり、通信の二重化が図られています。このため、携帯電話では届か
ない一部のエリアで通信が可能となり、また、一対多のグループ、一斉通信が可能となるなど携帯電話には
ない特徴が具備されていることによりご採用いただきました 。
~ (一財)移動無線センター 九州センター ~