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基本的な機能と輻輳対策

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MCA無線ならではの基本的な機能

大ゾーン方式の中継局

800MHz帯MCA無線 ( mcAccess e )の中継局は、標高が高く見通しの良い山頂や高層ビルなどに設置されているので、半径約20km~40kmと大ゾーンのサービスエリアが確保されています。また、各中継局は高速デジタル回線で結ばれているため、快適な通信ができます。
サービスエリアは、大ゾーン方式の114の中継局により人口の87%をカバーしています。
大ゾーン方式の中継局


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中継局折り返し機能

中継局折り返し機能

万が一、中継局と中継局を結ぶ回線等が切断、消失してしまったり、長期停電などで使用ができなくなってしまった場合でも、中継局が単独で運用され、サービスエリア内で通信することが可能な機能です。

この場合、ユーザ一斉通信、グループ通信、サブグループ通信、単信個別通信のみ利用できます。

MCA無線の輻輳対策

輻輳(ふくそう)とは、通信回線において利用者のアクセスが特定の宛先あるいは特定のルートに集中した結果、回線容量を超えることにより、通常行えるはずの通話・通信ができなくなる状態をいいます。MCA無線は、複数のチャンネル(周波数)から自動的に空きチャンネルを選択して接続する通信方式を採用し、つながりやすい状態を保っています。

(1)通信時間の制限

1回の通信に時間制限を設け、通信時間満了になると自動的に通信を切断する仕組みを通信時限(5分間~3分間/一通話)といいます。
通信時限を設定することで、無駄のない簡潔な通信が促進されています。通信時限は、一回の通話が長時間チャンネルを占有することを防ぐための対策で、時間満了になると自動的に通信が切れますが、もう一度、発信すれば通信ができます。

(2)予約機能

全てのチャンネルが使用中で、通信容量が限界に達した時、発信者は自動的に電波の空きを待っている状態を予約といいます。
発呼すると全ての無線局は、制御スロット(チャンネル)で待機します。チャンネルが空いたら、中継局は通話用の空きスロットを自動的に通話ルートに割り当てるので、スムーズに通話ができます。

1.災害発生時、通話チャンネルがいっぱいになる
2.空きが出たら、自動的に空きチャンネルへ

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